インプラント手術は医院によって成功率が変わる?失敗しないための専門医選び

インプラント手術が、医師の経験や技術に左右されることをご存じですか?

 

現在インプラントを検討中の方や、これからインプラント手術を始めようと考えている方は、一度立ち止まって、「本当にこの歯科医院に任せて良いのか」と考えてみるのをおすすめします。

 

インプラントは自由診療なので、利益重視で手術を行う医院もあるそう・・・・・・。

 

そこで今回のテーマは、信頼できるインプラントの専門医選びを紹介していきます。

目次

(1)信頼できる専門医の特徴

インプラントはあごの骨に埋め込む手術ですから、失敗は許されません。

「この人なら任せられる」という信頼が何より大切です。

 

以下に、信頼性の高い専門医の特徴を4つにまとめました。

(1-1)できる限り歯を残す方法を考えてくれる

たとえ患者がインプラントを望んでいたとしても、歯を残す方法を提案してくれる専門医は、利益よりも患者の10年、20年後の健康を案じてくれているといえます。

(1-2)インプラントのデメリットを包み隠さず説明してくれる

インプラントは、入れ歯やブリッジと比べて、自然な噛み心地を実現できます。

それに加え、短時間の手術で美しい口元にすることもできます。

 

しかし、インプラントはメリットだけではありません。

 

手入れを怠ると「インプラント歯周炎」という厄介な病気になることもありますし、慢性的な持病が原因でインプラントが不安定になるケースも珍しくありません。

 

誠実な専門医は、インプラントのメリット・デメリットを包み隠さず説明します。

なぜなら、患者が自分の意思でインプラント手術を行うかどうかを決定しなくてはならないからです。

 

よくない専門医は、患者の意思決定を尊重せず、インプラント手術以外に方法がないかのように話を誘導することがあります。

 

本来なら抜歯する必要のない部分までもインプラントにしようとする可能性があるため、要注意です。

(1-3)インプラント手術の経験が豊富

あごの骨の形、厚み、骨密度は千差万別。

インプラントを埋め込むには、患者一人ひとりのあごの骨の特徴を掴み、最適な施術を見極める経験と技術が必要です。

 

一方で患者側は、担当医が腕のいい専門医であるかどうかを見極めなければなりません。

 

そのための指標となるのは、インプラントの手術回数です。

最低でも5年以上にわたって毎年手術をこなしていれば、経験実績があるといえるでしょう。

(1-4)学会の認定医資格を持っている

歯科系の学会では、専門医の知識と技術を高めるために、「認定医資格」の取得を推奨しています。

 

インプラントの世界も同様に認定医資格がありますが、これを取得するには、現場での豊富な経験と試験成績を残さなければなりません。

 

信頼できる専門医は、インプラントの最新の研究を学び、情報交換に余念のない熱心なタイプです。

 

学会の認定医資格を取得しているかどうか、ホームページで確かめるとよいでしょう。

(2)こんな専門医は要注意!

次に、気を付けるべき専門医の特徴をみていきましょう。

(2-1)やたらにインプラントをすすめてくる

利益重視で患者のことを顧みない専門医は、インプラント手術を積極的に勧めてくるかもしれません。

 

「予定になかった部分のインプラントも提案してくる」

「インプラントのデメリットの話になると、はぐらかす」

「自分の話をほとんど聞いてくれず、インプラント手術を行う方向に誘導する」

 

このような状況に遭遇したら要注意。

「後日あらためて検討する」と伝え、それ以上話が広がらないようにしておきましょう。

(2-2)治療の保証期間が短い

インプラント手術後の対応にも、専門医の良し悪しをみることができます。

腕に自信のある医院は、「10年保証」を掲げているところがほとんどです。

 

この「10年」という単位が、インプラントの耐用年数の基準と一致しているのがポイントです。

 

一般的にインプラントの生存率は、10年で90%以上といわれています。

 

つまり10年保証がある歯科医院は「生存率の基準を満たすインプラントだ」と主張しているのです。

 

一方で、自信のない専門医は、10年保証がない場合があります。

インプラントの相談を行う際は、治療の保証期間について尋ねてみてください。

(3)自分を守るための「よい専門医」選びのポイント

専門医選びのポイントは次の通りです。

(3-1)インプラントのデメリットを説明するよう求める

専門医が「利益よりも患者の歯と健康の未来を第一に考えているか」を見極めるために、インプラントのデメリットを聞いてみてください。

 

インプラントを「医院の都合」で考えている専門医は、メリットの側面ばかり強調するでしょう。

 

しかしデメリットの部分を冷静に説明できる専門医は、インプラントというものをあくまでも「患者自身の問題」と捉えているはずです。

(3-2)ホームページで医院に関する情報を集める

「年間のインプラント手術回数は?」

「学会の認定医資格は?」

「ホームページのコラムやQ&Aでインプラントのデメリットを説明しているか」

 

当記事で説明してきた「信頼できる専門医の特徴」「こんな歯科医院は要注意!」などは、完全とまではいえませんが、ある程度は歯科医院のホームページから確認することができます。

(3-3)セカンドオピニオンを活用する

「専門医はプロだから、うまく丸め込まれてしまいそう」

「相手が信頼できるかどうか自分で判断する自信がない」

 

このような不安を抱えている方もいることでしょう。

 

確かに、専門医はその道のプロ。

知識のない一般の患者は、相手がどれくらいの技術や実績があるのかを判断するのは容易ではありません。

 

そんなときは、「セカンドオピニオン」を活用しましょう。

 

セカンドオピニオンでは、他の歯科医院で提案された内容の妥当性を相談することができます。

(4)まとめ

インプラント専門医の見極めポイント

 

信頼できる専門医の特徴 ・できる限り歯を残す方法を考えてくれる

・インプラントのデメリットを包み隠さず説明してくれる

・インプラント手術の経験が豊富

・学会の認定医資格を持っている

 

こんな専門医は要注意! ・やたらにインプラントをすすめてくる

・年間のインプラント手術回数が多すぎる

・治療の保証期間が短い

 

 

 

少しでも不安に感じた場合には、セカンドオピニオンで複数の専門医から意見を聞くようにしましょう。

それが、自分の歯と健康を守り、後悔のないインプラントを行うためでもあります。

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