【忙しい方必見】インプラントの「治療期間を短縮」させる方法があります!

インプラント治療には、審美性や機能性、耐久性の高さなど、たくさんのメリットが存在します。ただ、その他の治療法と比べて「治療期間が長い」というデメリットが気になり、二の足を踏んでいる人も少なくありません。一般的なインプラント治療では、半年以上の治療期間を要することも珍しくありませんからね。ここではそんなインプラントの治療期間を短縮させる方法についてわかりやすく解説します。

目次

1.インプラント治療が長くなる理由とは?

インプラントの治療期間を短縮させる方法について考える前に、そもそもなぜインプラントでは長い治療期間を要するのかを簡単に説明します。そうすることで、治療期間を短縮させる方法を理解しやすくなります。

1-1 人工歯根を埋め込む処置が必要

インプラント治療では、必ず「インプラントオペ」と呼ばれる外科手術が必要となります。これはチタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込む手術で、ブリッジや入れ歯治療にはない治療プロセスといえます。例えば、人工関節や心臓ペースメーカーなどを体に埋め込む際も、それなりの治療期間を要しますよね。インプラントもそれと同じようなものであるとイメージしておいてください。

1-2 骨との結合に時間がかかる

インプラント治療を成功させるためには、人工歯根と顎の骨とが結合しなければなりません。人工歯根はあくまで人工物なので、顎の骨に埋め込んだだけでは、簡単に抜け落ちてしまうからです。そこから治癒期間として3~6ヵ月待つことで、人工歯根と骨とが結合します。この現象を「オッセオインテグレーション」といいます。

1-3 2回の手術が必要

一般的なインプラント治療では、外科手術を2回行います。これをインプラントの「2回法」といいます。1回目では人工歯根を埋め込み、2回目ではアバットメントと呼ばれる連結装置を装着します。もちろん手術が1回で済む「1回法」も存在しているのですが、適応できるケースが限られます。

2.インプラントの治療期間を短縮させる方法とは?

上述したように、インプラントはいくつかの理由があって、治療期間が長くなっています。そのうち「インプラントオペ」を省くことは不可能ですが「骨との結合」と「手術の回数」に関しては、選択する治療法によってコントロールすることができます。

2-1 骨との結合が早いインプラントを使用

インプラントには、世界で100以上の種類が存在しています。ですから、ひと言でインプラントといっても、人工歯根のデザインや大きさなどは大きく異なるのです。その中には「骨との結合が早い」インプラントも開発されています。

 

具体的には、ハイドロキシアパタイトという骨を誘導する機能がある物質でコーティングされたインプラントがあり、埋入後の骨との結合を促進させることが可能となっています。

 

その結果、治療期間の短縮へとつながります。親水性が高くなる加工を施すことによっても骨との結合を促進させることは可能です。その他、「ショートインプラント」と呼ばれる短いインプラントを採用することでも、結果的に治療期間を短縮させることができます。

2-2 手術の回数を減らす

インプラントの治療期間を短縮する代表的な方法といえば、1回法です。本来は2回行わなければならない手術を1回で済ませることから、治療期間の大幅な短縮へとつながります。ただし、1回法はメリットも大きい反面、適応することができない症例もあるというデメリットも併せ持っていますので注意しましょう。

2-3 被せ物の製作期間を短縮する

インプラント治療で最も長い期間を要するのは、骨との結合ですが、上部構造である被せ物の製作にもそれなりの時間がかかります。そこで最初のオペの時点で口腔内スキャンを実施し、同時並行で被せ物を製作する方法も治療期間の短縮へとつなげることができます。口ものと審美性も向上し、そしゃく機能も早期に回復できることから、メリットの大きい方法といえます。

3.治療期間短縮につながる治療法

ここでは、インプラントの治療期間を短縮させることができる具体的な治療法をご紹介します。

3-1 抜歯即時インプラント

インプラントは、必ずしもすでに歯を失った症例だけに適用されるものではありません。保存が不可能になった歯を抜いて、そこにインプラントを埋入するケースもあるのです。そこで有用なのが「抜歯即時インプラント」です。

抜歯即時インプラントとは、その名の通り抜歯をしてすぐにインプラントを埋め込む治療法です。従来のインプラント治療では、抜歯をした後に傷口の治癒を待たなければならなかったのですが、抜歯即時インプラントでは、歯を抜いたあとすぐに埋め込むことが可能となっています。

3-2 インプラント1回法

インプラントの治療期間を短縮させる最も標準的な方法が「インプラント1回法」です。文字通り、インプラントオペを1回で済ませられることから、治療期間の大幅短縮へとつながります。ただし、顎の骨の状態が良好でなければ適用できないことから、今現在、インプラントオペの主流は2回法となっています。骨の状態が多少悪くても、骨再生療法などを併用することで1回法を適用できるケースも多々あります。

3-3  All-on-4(オールオンフォー)

All-on-4(オールオンフォー)とは、4本のインプラントを埋入して、総入れ歯に相当する上部構造を装着する治療法です。そのため、すべての歯を失った場合、あるいは抜歯する予定のケースに適用されるインプラント治療です。

すべての歯を失った無歯顎症例でインプラントを適用する場合、それなりの本数を顎の骨に埋め込まなければなりません。その分、治療費や治療期間、患者さんの体にかかる負担も大きくなります。その点、オールオンフォーであればたった4本のインプラントを埋入するだけで、すべての歯を支えることができるため、治療期間の短縮のみならず、治療費の抑制、心身への負担を軽減させることが可能です。

4.まとめ

このように、インプラントは治療の特性上、処置にかかる期間が長くなる傾向にあります。それを少しでも短縮させたいという方は、上述したような方法を検討されてみてはいかがでしょうか。

 

それぞれ特別な治療法となっていることから、適用できる症例や実施できる歯科医院も一部に限られますので、まずは歯医者に相談してみることをおすすめします。

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